
今現在発売されているラケットと30年前のテニスブームの走りの時期のラケットはどこがちがうのでしょう

はっきり言って大違いです。どこもかしこも違います

まずは素材。昔はウッドラケットといって木を乾燥させたフレームでした。この場合湿気等を吸うと反発力が低下したり、フレームが歪んだりするので、プロはフレームが歪まないようにクランプしたりしていました

それが、アルミやチタン合金のスチールフレームラケットになりグラスファイバーやカーボングラファイトになり、これらの素材が合わさったコンポジットフレームが登場するようになった。
私もこれらのラケットを渡り歩いて来ましたが、まずウッドからメタルフレームのラケットにした時に反発力にビックリしました。しかし良く飛ぶし、球も速くなったのですが打感がウッドと全く違うのでコントロークし難いなあ・・・と思った覚えがあります。
その後にグラファイトのミッドサイズ(90平方インチ)のフレームにしました。このラケットは打感と反発力のバランスが良く、一時期は殆どの人がこのタイプのラケットになったほどです。
そして個の後に「圧ラケ」が登場します。これも最初に使った時は打感の違いに戸惑い「使いにくい」と思っていたのですが、少しして現在主流になっている「中圧」のフレームが登場し、私も類にもれず使うようになりました。
こうして思い返してみるとラケットが変わる毎に、テニススタイルも変わってきました

昔は、ラケットの種類もそんなに多くありませんでしたが、今はプレースタイルに合わせいろいろなラケットを選ぶことができます。昔のウッドラケットに戻ることはないと思いますが、ラケットの歴史を見ながらあなたも自分にあったラケットを探してみてはいかがですか

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