ドロップショットというショットを聞いたことがあるでしょうか?
ドロップショットはバックスピンをかけたショットでネット際に故意に短いボールを打つ球で、簡単に言うと「不意打ちの短い球」です
不意打ちというと卑怯な感じがするのであまり適切な表現じゃないかもしれませんね(笑)
しかし、半分は当たっているところがあってドロップショットは相手にドロップショットを打つと悟られない時に打たなければ全く効果がないショットなのです。
そう、例えば相手がネットプレーをしている最中にドロップショットを打ったりしたら、ただのチャンスボール
ドロップショットは、そのショット自体が上手く打てることよりも「どんな状況で打つか」の方が重要だと言えます。
反対に技術面でドロップショットがそんなに上手くなくても良い状況で打てば8割方うまくいくのです
まず1点は、ドロップショットを打つ前のショットは深い球で相手がベースラインよりも後方にいること。
特に、ラリーであなたのボールが深く相手がベースラインの後方に釘付け状態とかあなたがロビングで相手をベースラインまで下げた時などが良いでしょう。
2点目は、あなたがバックハンドを打つ体勢であること。
ドロップショットはバックスピンをかけるので、打ち方はスライスのショットと同じです。
ということは、バックハンドの方が自然であり、相手にドロップショットを打つのを悟られ難いというメリットがあります。
勿論フォアで打ってはダメということはないですが、テイクバックの時点でいかにも「ドロップショット打ちます!」となると成功率がガクンと落ちますので注意を
3点目は頻繁に打たないこと。
同じゲーム中に何度も打って、相手が慣れてしまっては、どんなにショット自体が上手くても成功しません。
ドロップショットは、この様なポイントに気を付けて、あくまで「時々」打つようにしましょう
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