
フットワークの中でサイドステップというステップがあります

テニスというスポーツは手を使ってボールを打つのですが、足の動きでショットが成功するかどうかの8割方が決まってしまうほど、フットワークは重要!
足が動かない選手は小手先がいくら上手くても試合では勝てないのです

しかしフットワークとは、いくら足を動かすといってもヤミクモに速く走れば良いわけではありません。
特にテニスの場合、速く走ることと同じくらいピタっと止まれることが非常に重要なのです

短い距離を移動してピタっと止まる、または移動中に逆に来た球に対応して反対方向に反転して直ぐに走る・・・こういった動きが必要になります。
短い距離を速く移動するためには100m走のようなトップスピードは必要ありません。
例えば最高時速40kmまで出るがスピードが出るまで10秒かかる人と最高時速30kmまでだけれと1秒で最高時速になる人、どちらがテニスで速いか?と聞かれたら30kmまでの最高時速の人の方が速いのです

また、用意ドンっといわれて一歩目の反応が早いということも重要です。
この様に、陸上競技とは違うテニスのフットワークなのでサイドステップという、カニの様に横向きに走る動きが必要になります。
どんな時にサイドステップを使うかと言うと、一度走り出した方向と逆のコースを相手が打って来たとき、直ぐにストップして、反対方向に再度ダッシュして戻る時に使います。
よって、自分がストロークを打ち終わってセンターに戻る時はサイドステップでセンターに戻るようにしましょう

こうすれば、逆をつかれてもそのままの横歩きの体勢でスグサマ戻ることが出来るからです。
相手のショットがコーナーに決まって自分のサイドにオープンコートが出来てしまってセンターに戻らなければならない時、焦って猛ダッシュで戻るのはNG

焦らず、サイドステップで相手が打つまで戻るクセをつけて下さい!
猛ダッシュでボールを追いかけて走るのは相手がボールを打ってからにしましょう

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