
以前にもスピリットステップについては解説しましたが、重要なテクニックですので更に掘り下げていきたいと思います

前回の解説は主にスプリットステップのタイミングについてでしたが、今回は足の動きやステップの方向等について!
まずは、サービスリターンの時のステップですが、相手がサーブを打つ時リターンする自分は動きが止まっていますよね

やってみると判るのですが、動きが止まった状態からインパクトの瞬間にタイミングをバッチリ合わせステップするのは非常に難しいです。
この場合、相手がトスを上げてサーブのスイングをしている間は片足を半歩前に出して体をユラユラ揺らして常に動いている状態をキープしましょう

これは、ユラユラゆっくりした動きからステップを踏んでどちらかの方向に飛び出すという一連の流れがボールに対して最も反応が早いからです。
そして、この時のステップは両足とも真横に足を出すステップします。
サービスリターンは下がったり前に出たりという前後の動きがなく、横への反応のみとなるので真横に足を出すのです。
次にネットダッシュ時のスプリットステップですが、この場合は走っている前方向動きを止めるのが重要

ですから、ステップは真横よりも片足が靴一足分位前に出る「斜めステップ」を踏んでみましょう!
これで前方向の動きを止めるように踏ん張りが利くのと反応する方向が後ろになる場合に対応し易く、ネットダッシュ時のロブに直ぐに反応して後ろに下がる場合1テンポ早くなります

最後にストローク中のセンターに戻っているサイドステップ→スプリットステップの場合!
この時もやはり「斜めステップ」が良しです。
なぜなら、ストローク戦では、しばしばドロップショットやショートクロスの短いボールに対応する前への動きがあります。
これらに1テンポ早く対応するために、真横ではなく「斜めステップ」という足さばきをマスターしていきましょう

初心者でも劇的に上手くなる!プロの私もお薦めするテニス理論はこちら
