
試合においてのサービスゲームの考え方について解説します

サービスゲームはプロで言うとキープして当たり前なのですが、サンデープレーヤーがこの「キープして当たり前」だけ考えてしまうと逆にプレッシャーになってしまいます。
初級者から中級者ではサーブよりリターンゲームの方が「気持ち的に楽だ!」という人が多いというのも事実

そして、こうしたメンタルな面が足かせになって、確率的には物凄く優位なサービスゲームを落としてしまうことが非常に多いのです。
では、逆の観点から考えて見ましょう!なぜサービスゲームは優位なのでしょうか?
サーブは、テニスという競技において唯一「自分勝手に打てる球!」なんです

自分勝手というのは少し乱暴な言い方ですが、サーブのみ自分が打ちやすい場所に上げたトスを自分が打ちやすい打点で好きなタイミングで打って良いということ!
他の球はリターン、ストローク、ボレー、スマッシュと何を取っても相手のボールに合わせて動き、速い球には早いタイミングで、遠い球は体を伸ばして・・・対応しなければなりません

サーブは、トスが思う位置に上がらなければ「やり直し」だってききますし、更に1度失敗してももう一回打つことが出来るショット。
これだけ優位な点があってキープ出来なかったらどうしよう・・・等と後のことは考えずに、優位な点を全て利用して黙々とプレーに集中してみましょう!
特にこれだけ優位なのですからファーストサーブは「センターのアソコを狙って打ってみよう!」とか攻撃的に考えるとプレーに集中できます

また、セカンドサーブも「絶対入れなきゃ!」ではなく「センター狙いでフォルトだったから30センチ位内側を狙って打とう!」と常にどこかを狙って打つこと!
この様に、自分の好きなように打てるショットなので、常に「何処に打とう!」と技術的なことを考えることで「入れなきゃ!」「キープしなきゃ!」というプレッシャーから開放されるのです。
練習では良いサーブが打てるのに、試合でキープできない!という人は、この様に考えてみるようにしましょう

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