
リターンゲームは、サーブの強い相手と対戦する場合、圧倒的に不利なゲームですよね

プロ選手の試合では、余程の実力差がなければサービスキープが当たり前で、少ないブレークチャンスをものにして勝利に結びつけるといった感じです。
しかし、私たちサンデープレーヤーはどちらかと言うとサーブよりもリターンゲームの方が気が楽だったりします

それは、サーブが主導的であり自分から攻撃を仕掛けなければならないのに対し、リターンは受身的であり、相手なりに合わせるしかないので考えるよりも自然に体が動くからでしょう!
しかし、気持ちは緩みすぎても良い結果をもたらしません

気持ちが楽になって体が良く動けば良いのですが「取れなくて元々だから、失敗してもイイや!」という心理状態は決して良くはないのです。
テニスでも他のスポーツでも集中力とアドレナリンが出て普段の100%以上の力が発揮される心理状態というのは、実は「少しプレッシャーがかかった状態」だそうです!
緊張していない!という状態ではベストなプレーは生まれないということ・・・
これらより、サービスゲームとは逆でリターンゲームでは少し自分にプレッシャーをかけ、適度な緊張状態を作ります。
これは、一見難しそうに感じますが、自分で自分にプレッシャーをかける時は、技術的に「○○を狙って打つ!」の様に自分の心に積極的に働きかける行為です

サーブの時に「コースを決めて打とう!」と思うとプレッシャーに押しつぶされない、という話をしましたが、同様にリターンの時にも「あそこのコースに絶対打ち返すぞ!」と積極的に考えます。
これにより適度な緊張がアドレナリンを噴出させ、普段追いつかない球に追いついたり、だたラリーをしていてもボールが速くなったりといった普段+αの力が発揮されます。
元々緩みやすいリターンゲームでは、より自分に圧力をかけ適度な緊張状態を作る様にしましょう!
初心者でも劇的に上手くなる!プロの私もお薦めするテニス理論はこちら
