
ステファン・エドバーグはスウェーデン出身で1980年代中ごろから1990年代に活躍した選手です

ジュニア時代にグランドスラムを達成しナリモノ入りでプロに転向!
長身で非常にハンサムだったので女性ファンが多くテニスよりも先に、そのルックスで有名になったほどでした。
しかし、決して二枚目を鼻にかけた様な感じではなく、プレーもまじめで冷静な非常にマナーも良かったと思います

この選手の最大の特徴は、そのプレースタイル!スウェーデン出身の選手と言えばボルグを筆頭にビランデル等ヘビートップスピンと両手打ちのバックハンドを駆使したグランドストローカーというイメージがありますが、エドバーグはサーブ&ボレーを得意としたネットプレーヤーでした

そして、私もハンサムだしちょっと線が細い感じがしたので世界一には成らないだろう・・・と思っていましたが、周囲の予想を覆しシングルスだけでなくダブルスでも世界一に上り詰めた輝かしい戦跡を残した数少ない選手の一人です。
この選手のサーブ&ボレーを支えたのはボレーのタッチではなく、特徴であるサーブだったと思います

ファースト、セカンド共に背中を弓のようにしならせ、頭のはるか後方のトスを擦りあげるツイストサーブを打ちます!
この選手は、徹底したネットプレーをクレーコートでも貫いていました。そのプレーを支えたのがこのツイストサーブだったのです。
打ってみると判りますが、このサーブは非常に体力を使いますし、背筋腹筋を鍛えていないと腰を痛めたりします

このサーブをプロの試合で打ち続けるには、相当な筋力、体力が必要です。
しかし、打ち続けることが出来れば遅いコートでも戦跡を残せるほど安定したネットプレーが出来ることをエドバーグは証明しました。
このサーブを1試合打ち続けるのはサンデープレヤーには少々キツイかもしれませんが、筋力・体力が伴えば非常に強力で安定した武器になることは間違いありません!
ツイストサーブをマスター出来ればエドバーグの様なネットプレーヤーでも安定した成績が残せるようになりますよ

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