
テニスの試合をしていると「練習では出来るのに・・・」と緊張とプレッシャーでいつも通りのプレーが出来ないことが多々ありますよね

しかし、逆に初心者の人などが始めて試合に出ると「凄い緊張してる!」と言いながら練習では出来ないことがドンドン出来る様になったりして試合でメキメキ上達するなどと言う事もあります。
同じ緊張、プレッシャーのはずですが、この違いは何でしょうか

人間、緊張して興奮するとアドレナリンが分泌されていつも通りの力で打っているつもりでもいつもより強い力が出ていると言われます。
ゴルフ等がそうですが、コンペの時に緊張して打つと、打ちっぱなしの練習時の飛距離よりも20ヤードも飛んだりするという事実

スポーツにおいて適度な緊張は日常時よりも力を出すことの出来るカンフル剤になるのです。
しかし、この適度な・・・というのが非常に難しい!
実際は「緊張」というものを多くの人は否定的に捉えていて、試合前には「緊張しないように!緊張しないように!」と思います

この心理状態がマイナスに働き、適度な緊張状態であっても「緊張した!」ということをストレスに感じてしまい今度は脳が不快に感じるノルアドレナリンを分泌してしまうのです。
この様に成らないために、まずは試合には緊張は必要なものであるということを認識しましょう!
そして、この位の緊張度合いが最も良い!という自分の「適度な緊張」を練習中、故意に自分にプレッシャーをかけることでつかんでおくのです。
そうすると、非常に集中力が高まり練習時には出ないような速いサーブが打てたり、追いつかないような球に追いつき目の覚めるようなパッシングショットが出たりするのです

この様にプレッシャーをコントロール出来る様に成るには相当な練習量を必要とするのでプロや競技テニスをしている人でないと難しいかもしれません。
しかし、我々一般プレーヤーでも緊張を少しでもプラスに変換することが出来るよう様、「緊張は必要なものだ!」という意識は持つように心がけましょう

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