
一般のテニス大会に出ると審判をしてくれる人が居ない場合が多いです

この様な方式で試合を行うことを「セルフジャッジ」といいます。
セルフジャッジなのですが、自分の打った球を裁定するわけではなく、相手の打った球が自分のコート内に入っているかどうか?をコールするというものです。
シングルスでは、自分しかいないので相手の打った球をサーブならサービスライン内にストロークならベースラインやサイドライン内に入っているかどうか?見極めアウトした場合のみ、その場でコールします。
打ちながらコールするのは非常に難しいようですが、慣れくればそんなに難しいものではありません

入っているか、いないか?というのは経験をつめば、球種とボールの軌道でだいたい事前に判るようになります。
大事なことは、その場で大きな声でいうことです。
そして、事前にアウトとハッキリと判る場合は、ボールを止めて相手コートに打ち返さないのがマナーです

アウトかどうか怪しい場合は、相手コートに打ち返してしまうのは仕方ありませんが、ボールが弾む瞬間でアウトと判ったら、その場で大きな声で「アウト!」や「フォルト!」とコールしましょう

セルフジャッジでもめごとが起こる一番の原因が「今の球はアウトでした!」とコールが遅れることです

次に多いのが、声が小さくて聞こえなくて「今のアウトだったの?」というケース!
アウトかインか?は近くで見ている人が一番良く見えるので、自信を持ってその場で大きな声でコールすれば、殆どモメごとになることは無いのです。
また、明らかにアウトと判っている球をアウトとコールしながら相手に強く返球するのも、あまり感じの良いものではありません。
アウトボールは一度止めて、球出しの様にゆっくり返球しましょう

最後に自分の頭をロブで抜かれてロブを追えなくて、入ったかどうか?判らない場合・・・
こういった場合はクレーコートで明らかにボール跡等がついている場合以外は、相手に優位に判定しましょう!
慣れないと緊張するかもしれませんが、これらのポイントに注意すればトラブルにならずスムーズに試合が進められると思います

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