ピート・サンプラスは1990年代テニス界を席巻したアメリカの選手
史上最長の286週ランキング1位の記録を持ち最強のオールラウンドプレーヤーと言われています。
プレースタイルは、超強力なサーブとそれを活かした攻撃的なボレーで早いコートが得意でした。
しかし、サンプラスはサーブ&ボレーだけではなくストロークも強力でありクーリエ等の攻撃的なストローカーと対峙しても遜色ないストロークも持っていました
但し、4大大会では唯一全仏オープンだけ取っていないことから、やはり速いコートの方が彼の攻撃的なプレースタイルには合っていたようです。
当時、強力なストロークはやはり両手打ち・・・と思わせる程プロ選手も両手打ちが多くなっていたのですが、サンプラスの強力な片手打ちのバックハンドはそれらを払拭するのに充分なインパクトでしたね。
リストの利いたパンチのあるサーブやスマッシュ、逆に手首を固めて高い打点から打ち込む片手打ちバックハンド等が特に印象に残っています
これらは、しなやかで強靭な手首があってのショット!
サンプラスのそれは、プロの中でも相当強力なものだったと思われます。
プレーの攻撃性とは裏腹といいますか、非常に真面目な選手で「つまらない」とさえ言われた程ですが、表情を変えないでスーパーショット繰り返す様は逆に凄みを感じました。
サンプラスのプレーは身体的には私たち一般のプレーヤーが真似出来ないものだったのですが、サーブ&ボレーからストロークでもエースの取れる「真似したい!」と思わせるものだったと思います
今では動画などで昔のプレーを見ることが出来ますので、機会があったら真っ先にサンプラスのプレーを見てみて下さい。
ショット1個1個は真似できるものではありませんが、オールラウンドプレーの組立てについては学べると思います
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