
フォアハンド、バックハンド何れも両手打ちという選手は非常に珍しく、思いつくところトップ選手というと「モニカ・セレス」しか思い浮かびません

バックハンドが両手打ちという選手は非常に多いのですが、なぜ両方が両手打ちの選手は少ないのでしょうか?
一つの理由にリーチが非常に狭くなってしまうことが挙げられるでしょう

両手打ちのバックハンドでさえリーチが短くなるので、トップ選手で戦うには非常に良いフットワークが必要なのに、フォア、バック両側とも両手であったらどんなにもリーチが狭くなることか・・・
また、両手打ちは非力な選手にとっては力負けしないというメリットに成りますが、片手で打つ腕力がある人にはフォームが小さくなりラケットヘッドのスピードが出し難いというデメリットにもなります

なので力負けすることの少ないフォアハンドまで両手うちにする人は非常に少ないのです。
しかし、ジュニアや一般女性でラケットを支えるのがやっとでフォアハンドでもインパクトの瞬間に面がぶれてしまう・・・
この様な人にはフォア側バック側両方とも両手打ちを勧めます

打ち方は、というとグリップからして決まっていません。
フォア側バック側でグリップを持ち変えて打つ人もいれば、持ち変えないでフォア側は逆手で打つ人もいますね!
元々非力な人の為の打ち方ですので、インパクトでブレなければ持ち方はそれぞれでも構わないと思います。
大事なのはボールが自分の打つポイントに来るまでしっかり待って一気に振り抜くこと!
後ろから前に押出す様に体重移動するのではなく、その場でクルンと回転する様に打つこと!
以上2点に注意して足を良く動かしましょう!腕力の弱い人でも両手打ちで力強いストロークが手に入りますよ

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