
テニスコートにはグラス(芝生)、クレー(土)、ハード(ゴム、セメント)、オムニ(人工芝)、カーペット(室内)等のサーフェスがあります

今回は、そのハードコートでの試合でどの様に戦ったら良いか?について考えてみます

ハードコートは文字通り「硬い」サーフェス(表面)のコートでセメントの表面にゴム塗量を塗ったもの、何層にもゴムが敷かれたもの等があります。
特徴としては、表面は硬く凸凹は無いので、どこの部分でもイレギュラーがなく、ラインにボールが乗ってもバウンドが変わったりしません。
バウンドは叩きつければ地面が高い分跳ね上がり、通常のストロークは勢いが死なず滑って来るのでエースの出易いコートですね

これより、攻撃的な早いテニスを展開する選手が有利なことが判ります。
この様にバウンドしてからが速いのでサーブはフラットとスライスが有効!特にバウンドしてから低く横に滑るスライスはハードコートにはうってつけです!
相手リターンが浮いてくることが多くなるのでサーブ&ボレーやアプローチショットからボレーなど「前に出る」攻撃が良いでしょう

また、ストローク中心でプレーする人もイレギュラーが殆ど無いので少し前にポジションを取って「ライジング」で早い攻撃を仕掛けるのが有効!
少し前にポジションしていることで、相手の打てるコースは狭くなり、自分から打てるコースはワイドになるという利点もあるので厳しいコースを狙うよりテンポよくオープンコートに打ち込みます!
高めの打点からライジングでスピンの少ないコントロールされたボールをポンポン返していきましょう!
ライジングストローク自体は難しい技術ですが、厳しいコースを狙わなくてもエースが取れる様になるので、マスターしてしまえば攻撃的なプレーの割にリスクが少なくなります

ハードコートというと「ネットプレー」というイメージですが、ライジングストロークがあればストローカーでも得意なコートになり得るということ!
ネットプレーだけにこだわらず、回転の少ないボールと早いテンポ(ライジング)を心がけてハードコートに強くなりましょう

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