
一般の大会に出場するサンデープレーヤーにとって、実際グラスコートの戦術を考えるよりオムニコートについて考えた方が良いのです

オムニコートは人工芝に砂を撒いたコートで、人工芝の毛足の部分がクッションになりハードコートに比べると足には優しい感触!
見た目は芝生の様なので速いコート(ボールがバウンド時に滑る)かと思うのですが、ハードコートより球足は遅くなる感じです。
砂が撒かれているのでクレーコート同様、定期的にブラシをかけるのですが、時に砂が偏っているとボールがイレギュラーしたり弾まなかったりすることも・・・
それ以外はコートも平坦でグラス、クレーに比べると平坦な非常にイレギュラーの少ないコートです。
フットワークは砂で滑ることもあり、クレーの時同様で急なスタート&ストップは滑ってしまって難しいのですが、スライディングフットワークが使えるのが特徴

こういった意味では見た目が芝生の様ですがストローク重視のオールラウンド・プレーに向いているコートといえるでしょう!
そしてオムニコート特有の特徴として、バウンドするとボールの回転が殆ど無くなる!ということです。
この無回転のボールが非常に重いボールで、イメージ的にハードコートの速いけれど合わせるだけで返球できる!ボールとは対極のイメージ

このボールはブロック、パンチだけではあまり飛ばない、スウィートエリアを外すと全然飛ばないといった感じなのでトップヘビーのラケットでしっかりと振り切る!のが大切です。
ボールが重たく感じるのはバウンドしたボールですのでボレーは関係ありません
ネットプレーも積極的に行いましょう

但し、ハードコート、グラスコートの様に速いコートではありません
テンポよくオープンコートに!という速いコートの組立てでは、オムニではストローカーの逆襲をくらう時があります

オムニでのネットプレーでは「逆をつくこと」と「ドロップボレー」が決め手

ボールの勢いでエースを取るのではなく、ボールを引き付けて相手の足が滑るところをついた緩いボールで攻撃していきましょう

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