
テニスにおいてのスイング中の目線について考えてみましょう

まずは、頭の角度!首を傾げたような状態で視野が斜めに傾かないようにしましょう
これは、最初は意識しないとなかなか出来ません

テニスは、相手の返球がいつも同じ場所には来てくれません!その都度フットワークを駆使し移動してボールを打ち返します
その際、凄く遠い球の時どうしても身を乗り出してしまいますよね。すると体は垂直ではなく傾いてしまいます
この時、体の傾きと一緒に頭も傾き、視野も一緒に傾いてしまうのです

視野が傾き、目線が水平でなくなると平衡感覚の狂いから手足のコントロールは著しく乱れてしまい、ミスが多くなります
これを防止するために、基本は自分の体軸が垂直になり打ちやすい打点の位置に走って移動すること!これが間に合わない場合は体が倒れても頭の傾きだけは最小限に目線の水平を保つこと

もう一点は、テイクバックが終了しファワードスイングを開始してからインパクト、フォロースルーに入るまでの間、インパクト位置の方向に頭を固定することです
スイングを開始するとボールから目が離れて、打球が飛んでいくであろうコースの方を先に見てしまうものですが、これをそうせずに頭を固定してみます
頭を固定することにより頭から垂直に降ろした一本の軸を中心に回る回転打ちが出きるのです

また、フォワードスイング開始時は腰から体が回り始めますが、頭が固定されると、体は回転を停止し左側にそれ以上行けなくなります
こうして壁が出来ることにより、体は開きすぎない位置で停止すると腕やラケットヘッドはムチが撓るように加速します
ヘッドが走ればボールの威力もスピンも増しますし、頭が動かないことによりスイング軌道もブレないためミート率も上がりイイこと尽くめですね。
慣れるまでは窮屈に感じるかもしれませんが、こうしてメリットを上げると非常に理にかなった動きですので、意識して練習してマスターしましょう

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