攻撃的なストローク、一発でエースを狙えるフォアハンド・・・
非常に気持ちのよいものですが、なかなか一般プレーヤーではこういった攻撃でポイントの取れる人は少ないですよね
まして相手が上級者であれば、速い球を厳しいコースに打たなければエースにはなりません
ということはストローク単体でエースを取りにいくのは試合においてはリスクが高すぎて勝つための戦略にはならないのです
勝つためにはもっと確率を上げなければなりませんよ
確率を上げるには、まずストロークは自分から絶対にミスをせずに相手のミスを誘うように仕向けることです
ミスも相手がネットに引っ掛ける、アウトしてしまうまでにはならなくても自分がアプローチしてネットに着けるような浅いストロークを打たせればいいのです
まず、この様にストロークに求める仕事の範囲を「エースを取る」から「相手に短い球を打たせる」まで簡単にします
これであなたのやることは、サービスラインよりも深い球を相手より一球でも多く続けること
オープンコートに打てれば尚良いですが、左右に厳しいコースを狙うよりもミスしない深い球を打ち続ける方が良いです
では、一球でも多く深い球を打ち続けるにはどうしたらよいでしょうか
ネットの上を通過させる高さを決め、そこを狙って打つようにします。
人間は目標が近くなると不思議と作業を単純化して集中できるものです。
さしづめ、ネットの2倍位の高さを通過させてみて、ベースラインから30cm程度手前にインするかどうか、試してみるのです
フォア、バック共にあなたの普通に打ったストロークがベースラインから30cm手前にインする時のネット上のボールの高さを体で覚えましょう
後はそこを狙って打ち続けるだけ
あまり多くを望まないで打ち続けられた時、エースを取るストロークよりも試合に強いミスしないストロークが打てるようになっているハズです
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