昔は「後ろ足から前足に体重を移動して・・・」とよく言われましたね
これは、インパクトゾーンを長く取ろうとした結果なのでしょうか?ラケットがインパクトの面のまま後ろから前に押すように!と教わりしました。
昔のラケットは非常に重く、面も小さいので一般のプレーヤーはプロと同じフォームでは打つと真ん中に当たらずにボールが飛ばない!フレームショットでテニスにならない!というのがその理由だったかもしれません
実際、後ろから前に面を作ってボールを押出すスイングはミスは少ないと思います。
しかし、この打ち方だとヘッドスピードが上がらないので相手の球が速くないと力のある球にならない!スピンが掛からない!という欠点が有ります
現在はラケットが非常に進化した為、ラケットは軽く、反発力、安定性もある為、多少真ん中に当たらなくても安定してボールが飛ぶようになりました。
よって、一般のプレーヤーもプロのようなヘッドを効かせたスイングでボールを打てる様になったのです。
ではヘッドのスピードを上げるためには、どの様なスイングが良いのでしょう
ヘッドを加速させるためには、加速させる距離が必要です。
これよりサーキュラーテイクバックにより上にラケットを放り投げて下がってから前方に・・・とテイクバックでヘッドが止まらないようにします。
加えて、オープンスタンスで構えテイクバックで腰を90度以上捻ります。
ラケットヘッドが下がって前方に動き始めると同時に捻った腰を戻す様に回転
サーキュラーで腕によって加速されてテイクバック最下点からは腕の振り+腰の回転でラケットヘッドを「ブンッ」と振り切ります。
昔はこういったフォームではラケットに当たらずに飛ばなかった!というだけでヘッドを加速させる打ち方としては特に新しい奇抜なスイングではありません。
パワーのあるストロークを打とうとすれば、むしろこちらの方が利にかなった打ち方なので、特に初心者の方は早い段階でこういった「回転系」のスイングを取り入れる様にしましょう
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